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7年間指導して行き着いたベストな自己分析はこれだ!!

2014/06/02(月)
こんにちは。就職エージェント九州の生田です。
かれこれ学生さんの就職支援をして7年がたちます。
自己分析についてですが、7年間学生さんとお話をしていて
一番簡単でわかりやすく、しかもそのまま志望動機作成につなげることができる方法は
私個人的には自分年表を書いてみるという方法が1番だと思います。

どこの就活本にも年表を書くとよいということは
書いてあるのでありきたりに聞こえるかとは思いますが、
肝心なのはその年表を見てどう分析するかということにあります。

それでは長いですが、やり方を説明しますね。
物心ついたときから今に至るまでの出来事をノートに事細かに書いてみて下さい。
ノートを縦に3つに区切り、一番左に年齢、真ん中に出来事、右に備考です。
真ん中の出来事には、たとえば幼稚園(保育園)のときはじめた習い事や、どんな人と遊んでいたか、どんな先生が好きだったか(嫌いだったか)、小学校、中学校、高校でどんな習い事、部活動、アルバイト、趣味などを今に至るまで何でも書いて下さい。

そして備考には、「3日でやめたなら何でやめたのか」「長く続いているなら何で続いているのか」「学んだこと」などを書き込んでいきます。

現在まで書いて振り返ると、自然と自分がどんな環境(人や雰囲気)でなら長く続けたり、楽しく過ごせたりできるのかが見えてくると思います。
意外と幼稚園の頃の記憶とか、自分の性格に直結してたりします(笑)

例えば、幼稚園の頃習字は1ヶ月でやめているけど、ピアノは3年間続けた。サッカーは10年間続けられた。
何でだろうということを思い出すと、
「ピアノは毎週レッスン終わりに先生がおやつをくれた」→チョコチョコ評価やご褒美があるほうが頑張れる人間なのかな・・・?→1年間で大きな仕事を1つ達成する仕事よりも、毎週や毎月の成果をコツコツ達成して褒めてもらえる仕事のほうが好きだ
「習字はとにかく厳しい先生で、先生が怖くてやめた」
「サッカーは監督は怖かったけど、すごいプレーができて、尊敬できる人だった」→怖くても尊敬できる〇〇なポイントがあれば頑張れる
「サッカーは監督は怖かったけど、仲間がいたから頑張れた」→自分が頑張るには仲間が必要なんだ。

など、自分の傾向がわかってきますよね。

もっと掘り下げると、10年間サッカーを続けた理由というものも
人によって全然変化してくると思います。


①監督を尊敬していた
②かっこいい先輩を目指していた
③同期のチームメイトがいたから
④単純に体動かすことが好き
⑤周りというよりもストイックに自分の能力が上がっていくことが好き

同じサッカー部の仲間でも、①と⑤の人は「やる気のでる会社」は全然違いますよね。
①の人だと、尊敬できる上司がいたら同期は少ない中小企業でもOKかもしれません。
でも、③の人は多くの同期と切磋琢磨していきたいタイプなので中小企業よりも大きくて社員をたくさん採用する企業の方が良いかもしれません。
①と③の人が「ただ金融に興味があるから」といって同じ会社に入っても自分の本当の能力は発揮できませんよね?

なので、まず最初に自分が能力を発揮できた実績のある環境を思い出してみて、
実績があるので今後活躍できる環境がおのずとイメージできると思います。

その環境がある会社を説明会などの質問で聞き出し、探し出し
受験してみてはいかがでしょうか?

そうすると志望動機も「自分は前々からこういう環境で活躍できてきた。だから御社だったらこう活躍できる自信がある!」と自信を持ってアピールできますね。
いかがでしょうか?
大手の選考が一段落して、地元の中小企業を狙い、今こそ自分自身を見つめなおす時期ではありませんか?
是非、今一度自己分析をやってみてください。

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