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第二新卒の就活 良い例と悪い例

2018/11/05(月)

 

こんにちは! 森です!

今回は第二新卒就活の良い例と悪い例についてお話します!

第二新卒で就活となると、「ちゃんと次の転職先が決まるかどうか」それがとても不安になりますよね。

以前にもご紹介しましたが、第二新卒とは「学校卒業後、一度就職をしたが、数年の内に離職し、転職活動をする若い求職者」の事を指します。

世間一般には、卒業後3年以内の方を表すときに用いられる事が多いようです。

「石の上にも3年。3年間はとりあえず続けた方が良い」と言われる事もあります。
確かに早期退職となると、「意思が弱い」とか「次もまたすぐに辞めるだろう」と
企業側からはマイナスのイメージを持たれてしまうこともあるかもしれません。
そう思う人がいるのは事実で、早期退職をするからにはそれはこれから背負っていかないといけないポイントではあります。

しかし、第二新卒の転職はデメリットだけでなく、メリットもありまるんですよ。

メリットとしては、

・今の環境を改善できる
 今の仕事で成果をだしている人で、「もっと厳しいところで働きたい」と思っている人にとってはより成長できる機会に出会え、「もうこの仕事(会社)は続けられない」と悩んでいる方には、働き方を変えるチャンスとなります。
特に深刻なのは、入社前に人事から渡された求人票の内容と入社後の現実が違う場合。
特に、給与面が大分下がっていたり、労働時間が規定より大分早かったり。。。
そうなると、自分の生活がままならなくなったり、健康が脅かされたりしかねません。
実際就職エージェント九州にご相談に来る第二新卒の皆さんも、「入社したら全然違った」と涙する方が後を立ちません。
※就職エージェント九州の紹介企業ではそのようなことは一切ありません!
もし、生活が脅かされるような悪条件の中、無理して働いている状況ならば、このまま続けることに意味はあるのでしょうか?
「今より良い環境」が見つかるかもしれません。

・自分がやりたいことに近づける
 第二新卒での転職ならまだまだ若く、目標に向かっていく体力も時間もあります。
 やりたいことがはっきりしていて、現職ではどんなに頑張ってもいつになっても、どうにもそのやりたい事ができないという状況になった場合にはそのままそこにいても仕方がないですよね。
 その場合は、第二新卒として転職するメリットは多いにあると言えるでしょう。
 人生は一度だけ。それを思う存分充実させる為には、自分の夢に向けて一歩一歩進んでいきたいものですね。

メリットだけでなく、デメリットも理解しておく事が大事です。一例ですが、

・「長く続けられない人」と判断されてしまう
企業としては定年までずっと働いて会社に貢献してくれる社員を探す為に採用しています。
未経験の人間を社員として迎え入れて、研修を行い育てていくのは、将来的に必ず恩返しをしてくれると信じての行為です。
従って、一人前になって会社に恩返しをする前に退職するのは「給料泥棒」と思われてしまうことも多くあります。
・中途社員よりも、新卒社員を大事にする企業も多い
やはり、赤ちゃんのような状態で入社して、一から一人前の社会人に育て上げた新卒からの社員は子供のようで可愛く思えてしまうものです。
新卒入社の社員には「同期」という「兄弟」の様なグループが存在しますが、中途入社の社員にはそういった存在がいません。
企業の中には「新卒組」と「中途組」との間に溝のある組織もあるようです。
・一から始めるため、信頼がリセットされる
新卒入社スタートで一斉に自己紹介が出来た入社式と違って、一人で沢山の先輩社員の名前を覚えないといけません。
企業の中には「派閥」なんてものがある組織も・・・
自分から仲良くしてくれるグループを見つけて飛び込んで信頼関係を築くことが必要になります。

このように、第二新卒のメリットとデメリットをよく理解しておくことも第二新卒の就活には大事な
要素と言えるでしょう。

次は第二新卒の就活を行う上で成功する為のポイントをご紹介します。

↓第二新卒就活の成功へのポイント↓
1.自己分析を行い、将来のビジョンを明確にもつ!
 今働いている会社にミスマッチを感じている皆さん、
 就職活動時に充分な「自己分析」を行いましたか?
 入社後のミスマッチの原因の殆どの原因は「自己分析不足」です。
 「辞めること」ではなく、「自分が望むキャリアを実現すること」を転職の目的にするようにしましょう!
 そのために何をすべきかを考えましょう。
 具体的には、5年後、10年後にどんな風になっていたいかイメージします。
 どんな仕事をしたいか、どんな職場で働きたいのかなどを踏まえながら、将来のビジョンを明確にすることが
 重要です。
 そして5年後10年後の自分の姿とこれから受ける企業がぴったり寄り添えるようであれば是非挑戦してみて下さい

2. ゴールは最初に決めておきましょう
 目指すべきビジョンを明確にしたら、スタートからゴールまでのスケジュールを決めます。
 学生の時の就職活動と違い、「4月1日」という入社日が決められていません。
 それ故、ゴールの日程が定まらないままダラダラと就職活動が長引き、最悪のニート生活に陥ってしまう場合も・・・
 転職先に初出勤する日を最終ゴールにして、退職日や内定、応募、会社選びの日程を逆算していきます。
 また、退職にあたっては業務の引継ぎがありますし、有給消化をする人もいるでしょうからそのことを考慮しながら計算すると上手くいきます。

3.要望に優先順位をつけて「絶対」と「出来れば」を明確に!

 「多少の残業はいいけど、土日出勤は絶対に嫌」「ハードワークでもいいから、今より年収を上げたい」
 など、仕事に求めるものは人それぞれ違いますし、それをかなえられる職場も違います。
 マイルールをきめて探すことで、自然と選ぶべき会社が絞られてくるでしょう。
 また、ミスマッチを防ぐ為にも前もって定めておくと良いかもしれません。
 ただ、実際に就職エージェント九州で第二新卒の方の転職相談を受けていて
 「次は絶対に失敗したくないから、これも、あれも、それも、どれも・・・」と多すぎるほどの会社の高待遇を並べる方に多く出会います。
 新卒時よりかは不利になる第二新卒での就職活動なんだということを念頭に置いて、あれもこれもと求めるずに優先順位をつけて求めないと、いつまでたっても見つかりませんよ!

4.ネガティブな退職理由はポジティブに転換しよう!
 書類選考、面接が始まると、入社経験のある人は面接で退職理由(転職理由)について聞かれることが多いです。
 前の職場に不満や納得のいかないことがあるから転職を選んだことは面接官も分かっています。
 しかし、それをそのまま伝えるとマイナスの印象は与えません
 社会のことをまだまだよく知らない第二新卒の皆さんには「どこの会社でもあることで少し我慢が必要なこと」などがわからないと思います。
 知らず知らず不平不満をしゃべりすぎて、
 「自社に入社してからも、何か気に食わないことがあればすぐに辞めるのでは?それってワガママなのでは?」と思われてしまっては大変です。
 退職理由を話すときには、本音と建前をうまく使い分け、ネガティブな話もポジティブな内容に言い換えるようにしましょう。
 とはいえ、どの内容は言うべきで、どの内容が言わない方が良いのかなどは、皆さんよく分からない思います。
 そういった場合には、転職活動のプロに相談して、「上手な受け答え」を教えてもらうことも成功の秘訣の1つです!

このように、第二新卒でもメリットデメリットをしっかりと理解し、対策をしっかり立てて実行すれば、
上手に転職活動を行う事ができます。

実際、第二新卒の転職活動の使える生の情報はとても少なかったりもします。
詳しく第二新卒の転職活動について知りたい、実際に話を聞いてみたいと思った方は、
お気軽に就職エージェント九州にご相談頂けたらと思います。

就職エージェント九州では、第二新卒の就職・転職支援も行っています。ナビなどには載っていない
求人情報や転職のポイントなどもご紹介しています。

                                                                         森

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